【学習分析学会】メルマガ

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*2019/10/16 【JASLA NEWS】学習分析学会メルマガ第7号(2019.10.16)

<受信者氏名> 様

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              学習分析学会(JASLA)
              メールマガジン 第7号
              2019年10月16日発行

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 本メールマガジンは学習分析学会 JASLA の会員向け情報誌です。
 主に学会からのアナウンスや学習分析に関するコラム等を発信します。

【目 次】
 1) LMS x LAセミナー開催のお知らせ
 2) 学習分析学会(JASLA)2019年度第2回研究会 発表募集のお知らせ
 3) 2日で学ぶディープラーニングによる時系列データ解析入門 開催のお知らせ
 4)【JASLA後援】明治大学共創教育オープン・イベント
   <リサーチ・ダイアローグ>「学習による変容を可視化し、教育の新しい
   『型』を考える~リベラルアーツとしての市民性の創造~」
 5)「インストラクショナル デザイン基礎コース-研修の企画と改善」
   実施レポート(JASLA副理事長 堤 宇一)

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1)LMS x LAセミナー開催のお知らせ
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 昨今では、eラーニングのシステムとして、BlackboardやMoodleなど、種々な
LMS(Learning Management System)が企業や大学などで導入されています。これ
らのシステムを使うことで、動画の視聴管理やテストの受講履歴管理などが可能
となります。では、それ以外に、どのような学習分析の観点から、どのようなこ
とが可能なのでしょうか?
 本セミナーでは、実際にLMSを利用している事例を通じて、どのような学習分析
が可能であるかを紹介します。ある特定のLMSに特化する話題ではなく、基本的な
システムであれば応用可能な方法を紹介していきます。LMSを用いての学習分析に
興味関心がある方のご参加をお待ちしております。

【開催概要】
 ■日 時:2019年11月6日(水) 15:00~17:00
 ■会 場:上智大学 四谷キャンパス9号館 9-357C (東京都千代田区紀尾井町7-1)
  https://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessgui
de/access_yotsuya.html

 ■参加費:会 員:無料、非会員:2,000円(税込)

▼詳細・お申込みはこちらから▼
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  ┗ https://jasla.jp/event/seminar013/


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2)学習分析学会(JASLA)2019年度第2回研究会 発表募集のお知らせ
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 学習分析学会では、2019年12月7日(土)に、上智大学四谷キャンパス(東京
都千代田区)にて、JASLA2019年度第2回研究会を開催いたします。
 現在、発表原稿を募集しております。多くの方にご発表いただけますようお願
い申し上げます。

【開催概要】
 ■テーマ:IR関係、一般
 ■日 時:2019年12月7日(土) 13:00~
 ■会 場:上智大学 四谷キャンパス(東京都千代田区紀尾井町7-1)
  https://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessgui
de/access_yotsuya.html

 ■参加費:無料

【募集要項】
 ■発表申込締切:2019年11月7日(木)
 ■原稿提出締切:2019年11月30日(土)
  ※予稿原稿なし、スライドのみの発表も可
 ■原稿提出先 :学習分析学会 事務局( staff@jasla.jp )


▼詳細・お申込みはこちらから▼
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  ┗ https://jasla.jp/event/workshop010/


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3)2日で学ぶディープラーニングによる時系列データ解析入門 開催のお知らせ
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 このセミナーは、ディープラーニングによる時系列データ解析をこれから勉強
したい方、興味はあるが何をどうやって勉強すれば良いかわからない方、および
Pythonプログラミング初心者を対象としています。Pythonで時系列データを扱う
ための一連の流れをステップバイステップで実行し、オープンデータを使いディー
プラーニングによる異常検知や分類問題を体験します。実データで解析をするた
めの足掛かりとなります。

【開催概要】
 ■日 時:1日目:12月21日(土)13:00~17:30(開場 12:30)
      2日目:12月22日(日)10:00~16:30(開場 9:40)
 ■会 場:株式会社フォトロン 会議室
      (東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング21階)
      https://www.photron.co.jp/company/access.html
 ■参加費:会員 :¥20,000/人(税込)、非会員:¥30,000/人(税込)
      ※参加費は2日間分の金額です
      ※2日目のみお弁当付き


▼詳細・お申込みはこちらから▼
━━━━━━━━━━━━━━━
  ┗ https://jasla.jp/event/seminar012/


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4)【JASLA後援】明治大学共創教育オープン・イベント
  <リサーチ・ダイアローグ>「学習による変容を可視化し、教育の新しい
  『型』を考える~リベラルアーツとしての市民性の創造~」
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【概要】
 ■日 時:2019年11月4日(月) 13:00~18:00
 ■場 所:明治大学リバティホール(リバティタワー1階正面奥)
      https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/a
ccess.html

 ■参加費:無料
 ■申込方法:直接会場へお越しください。

【趣旨】
 日本の高等教育でアクティブ・ラーニングやeラーニングがなかなか広がりを
見せないのはなぜでしょうか?
 これらは教育方法論、すなわち手段ですから、教育の何に関心を向けるかに
よってその意味や価値は異なってきます。したがって、教育目的を揃えなければ、
手段の有効性を議論することはできないのです。ところが、教育には分断の構造
がいたるところに存在しています。たとえば、理系と文系、教養と専門の分断が
あります。これらは教育目的を狭小化することによってもたらされた分断です。
この分断を解消するには、教育目的を統合する必要があります。
 そこでわたしたちは、教育目的を「リベラルアーツとしての市民性の創造」と
しました。これは、理系と文系、教養と専門などの区分を超えた統合的な概念を
与えるもので、各専門分野の固有の知識やスキルをどのように方向づけて意味づ
けしていくかを示すものです。
 このようにリベラルアーツとしての市民性の創造を「目的」とすると「目標」
は私たちのリベラルアーツ講座を提示することと、市民性の創造へ向かうために
学習者一人ひとりの行動をどのように導けばよいかを明示することになるでしょう。
そこで、第1部では「学習による変容を可視化する」、第2部では「教育の新しい
『型』を考える」と題して、これらをオープンに「対話」する機会を作りました。
 教育に関心のある方々の幅広い参加による「対話」を期待しております。

【スケジュール】
●第1部 学習による変容を可視化する
 13:00-13:15 開会挨拶「明治大学共創教育ネットワークのビジョンと展開」
        阪井和男(明治大学)
 13:15-13:55 基調講演「教育インパクトによる意識的・非意識的変容の可視化」
        阪井和男(明治大学)
 13:55-14:35 招待講演「様々なビッグデータが暴き出す教育効果と行動様式」
        伊藤健二(明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当) 産学連携プロ
        デューサー)
 14:35-15:20 <シェア&ダイアローグ>
 15:20-15:35 <休憩>
●第2部 教育の新しい「型」を考える
 15:35-15:55 「『対話』が導くアクティブラーニング:市民性を創造する対話
        の機能とモデル」
        阪井和男(明治大学)
 15:55-16:25 「学びの舞台装置を開放する:教材をフレキシブルに共有するコ
        ンテンツ・コンテナの発想」
        渡邉純一((一社)ファーストスタープロジェクツ(教育機関
        の情報環境構築と人財育成協議会))
 16:25-16:55 「キャリア教育と専門教育をつなぐ:教育による『持続可能な
        社会』の実現」
        見上一幸(日本ESD学会理事/元宮城教育大学長)
 16:55-17:05 「アクティブ・ラーニング実例紹介:十大学合同セミナー」
        加来賢一((株)クリエイティブ・リンク AFP World Academic
        Archive ディレクタ)
 17:05-17:50  <シェア&ダイアローグ>
 17:50-18:00 閉会挨拶
        鎌田弘之(明治大学副学長・明治大学情報基盤本部長)

●問い合わせ先
 阪井和男@明治大学(sakai@meiji.ac.jp)
 

▼詳細はこちらから▼
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  ┗ http://service-innovating.jp/activity
  

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5)「インストラクショナル デザイン基礎コース-研修の企画と改善」
   実施レポート(JASLA副理事長 堤 宇一)
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 従来、小会が単独開催していた「インストラクショナルデザイン基礎セミナー」
を、本年度はアルー社との共同運営で開催させていただきました。単独開催時の
受講者属性は、6割以上が教育ベンダーに従事する方々でしたが、今回は教育ベン
ダーからの参加者はわずか2名様(アルー社からの参加除く)で、7割が企業の人材
育成担当者、2割の方が医療従事者という参加者の属性変化が起こりました。早速、
アルー社の影響がうかがわれる開催となりました。
 それでは、本セミナーの企画開発&インストラクションを務めました堤が活動
内容をレポートいたします。

■業務活用を意識した質問の山
 セミナー初日は、インストラクショナルデザイン(以下ID)の基礎理論を学び、
それらを簡単な事例に適用し、IDの理屈と研修開発手順を一つ一つ確認していく
ことを狙いとして企画・設計しています。とてもベーシックの内容にもかかわらず、
「学習目標の3要素のうち、どれが最も重視すべき要素か」「前提条件を満たさな
い学習者が研修に参加してきた場合、どのような打ち手があるのか」「学習目標は
複数設定しても良いのか」など参加者の皆さんから実践的な質問を多数いただきま
した。ご自身の業務や業務活用を意識していることを強く感じる問い掛けでした。
 次々発せられる実践的な質問に回答していると、セミナー進行が終始オセオセと
なってしまいました。本セミナーは、定番セミナーとして長く開催していますが、
講師として、参画型のワークショップのハンドリング難しさを今更ながらに痛感し
た初日でした。

■論理力の差がダイレクトに表れる演習内容
 二日目は、IDを実際の場面に適用するための考え方やコツの習得を狙いとして
企画・設計しています。そのため、現実に近い状況を模した二つのケース演習を
行います。一つは、問題を抱えたある支店を活性化させるために研修開催が検討
される事例です。もう一つの演習は、問題のある研修をIDの観点からチェックし
改善箇所を洗い出し、改善アイデアを整理します。各事例演習の進行は、グルー
プに分かれ、研修企画案あるいは改善案を作成し、それをプレゼンし、提案内容
を採用するかどうかをクラス全体で判定するという流れです。学習時間(ID理論
に対する)、題材、作成時間、メンバー数など前提条件に差がないにも関わらず、
演習作品は「クラスの70%以上が採用と判定した提案」「誰からも採用されない
提案」と明暗がはっきりついた結果となりました。
 チームの論理力(何を前提とし、どのような理由から、どのような結論が導き
出すのか、あるいは、されたのかというプロセスを飛躍なく伝える力)の差が、
作品完成度や提案内容の妥当性に大きく影響を与えます。IDをはじめとする社会
科学の理論を用いるには、十分な論理力の開発が必須条件であることを、今更な
がら感じさせられた演習結果でした。

JASLA副理事長 堤 宇一